ちんすこう
ちんすこう
沖縄県民ならだれでも知っている、ちんすこう
今では、土産品として贈答品として県内外で愛されています。
昨年、あるネットショップで、ちんすこうが数万個売れたそうです。
長年、琉球銘菓として、人気のあるお菓子です。
ちんすこうの名前の由来を知ってますか?
「ちん」は金、「すこう」はお菓子。
「とても高価なお菓子」という意味です。
昔、ちんすこうは、琉球王朝の王侯貴族だけが
食べることができた宮廷菓子。
庶民が口にできないことから、
ちんすこうといわれていたようです。
嘉手納町にも、ちんすこうをつくっている職人たちがいます。
(有)南国製菓さん。
どこにもある紅芋ちんすこうは、実は(有)南国製菓さんが元祖です。
現会長の名嘉真さんが考案、今でもたくさんの風味のちんすこうを開発しています。また、全国の菓子博覧会で大臣栄誉賞、金賞、技術賞と連続受賞されています。
南国製菓のちんすこうは、すべて手作りです。
一万個でも十万個でも、すべて手作り。
昔ながらの手作り製法で、琉球古来の味を今に伝えています。
余談ですが、沖縄県産業まつりで嘉手納町のブースで当店のかりゆしウェアと一緒に販売した時、「なんごくせいかだ」と、ラベルを見て、親にせがんでる子供たちが多かったです。子供たちは、駄菓子屋で慣れ親しんだ味のようです。
(有)南国製菓さんは、いつでも工場見学を歓迎しています。ちんすこうが好きな皆さんに、手作りの風景を見てもらいたいそうだ。
皆さん、ちんすこうを食べる時、南国製菓のラベルか確かめましょう。
私のおすすめは、ミルクちんすこうです。
先日、南国製菓さんの工場に行く機会がありました。
工場内はおいしそうな香りがしてて、みなさん忙しくしてました。丁寧に手作りで焼きあがってくるちんすこう…
色とりどり、きれいでおいしそうでした。
工場見学、お勧めします。
これまで、なにげなく一口で口にしていたのですが、職人さんたちが丁寧につくっている姿を思い出しながら食べると、また格別のお菓子に思えてきます。
むかしは、ちんなすこう(高価なお菓子)だったのだ。と…
これぞ、匠のなせる技。
工場に行くと、ほんとうに美しい仕事をされている。と感心した次第です。
関連記事